犬の肥満について

犬は、消費するカロリーより食べる量が多いと、太りすぎになります。シンプルです。この事実を受け入れて初めて、愛犬を健康な犬にするためのスタートラインに立ったことになります。たくさん運動させることも効果がないわけではありませんが、過体重の問題を解決することはめったにありません。愛犬が肥満であった場合は、与える食物の量を減らす必要があります。
 

お勧めは、午前中に1回、夕方に1回、食事に与えることです。一貫性を保つように、毎日同じ時間に餌を与えるようにしてください。愛犬も、決まったルーチンに従っていることを幸せに感じるでしょう。愛犬の体重を減らすコツは、ゆっくりと行うことです。愛犬は、おそらく時間をかけて太りすぎになったのでしょう。だとしたら、ゆっくり体重を減らします。まず、愛犬の正確な体重を知る必要があります。自宅で計測が難しい場合は、かかりつけの獣医病院に連絡して、そこで計測してください。愛犬の進歩を確認するため、毎日の体重を記録するノートが必要になります。パソコンに記録しても構いません。
 

愛犬の今の体重が36kgあり、26kgが適正体重だとします。愛犬には、現在、午前中に2カップ、そして夕方に2カップのドッグフードを与えているとします。太っているということは、この量では多すぎるということです。これからは、1カップと4分の3の量のフードを1日2回、与えるようにします。そして、2週間後に体重を測ります。体重が減っていれば、同じ量を与え続け、2週間後に再び計測してください。もし、体重の減少が止まり、体重がまだ26kg以上あれば、今度は与える量を1カップと2分の1にして、1日2回与えてください。そして2週間後に体重の計測を行ってください。2週間ごとの体重の計測を継続して、もし、体重の減少が止まり、まだ目標の26kgに達していない場合は、フードの量を1カップと4分の1にして、1日2回与えてください。重要なのは、ゆっくりとした経過をたどることです。
 

適切な減量の目安は、2週間で、2.5%(36kgの犬では約900g、32kgの犬では約800g)を越えてはならず、1%(200〜400g)に近いのが望ましいです。時間をかけて体重を減らすことで、犬の身体、新陳代謝、習慣が適切に調整されます。目標体重に達したら、そこに至るために与えていた食事の量を維持します。与える量活動量に基づき、増減してください。普段、1日2回、1カップのドッグフードを与えている場合、特に多く運動した日には、夕方にもう1カップ増やす、と言った具合です。1日中寝ている犬には、夕方にあげる量を1カップより少なくしてください。いずれの場合も、朝に与えるフードの量は変えないようにしてください。
 

ヤングアゲインの「40/16 グレインフリー ハイプロテイン プレミアム ドッグフード」は、他のほとんどのドッグフードよりも高い消化性を持つ動物性タンパク質と、少ない糖質/炭水化物から作られており、犬の体重調整が楽にできるように作られています。タンパク質は、糖質/炭水化物よりもはるかにゆっくりと消化するので、腹持ちがよく、空腹を感じることが少なくなるでしょう。あなたが、朝食にレーズンブランのシリアル(230カロリー/カップ、牛乳入り)を大量に食べたとしたら、正午までには空腹でたまらなくなるでしょう。試しに大き目のゆで卵(80カロリー)を食べてみてください。空腹のつらさが抑えられるおまけに、摂取カロリーも65%少なくて済むのです。糖質/炭水化物はタンパク質よりも早く消化されるため、その分早く、空腹感を引き起こします。

おやつと残飯

残飯は決して与えないようしてください。通常、残飯はカロリーが高く、愛犬の適切な体重を維持するのが難しくなります。家族の複数の人が残飯を与える家では、愛犬の体重管理はさらに難しくなります。消化が緩やかで、体重増加の可能性の低い、高タンパク質のおやつは与えてもよいものです。しかしながら、愛犬のダイエット中には、おやつや残飯は与えないようにしてください。 1日に2回の定期的な給餌のみにとどめてください。ダイエット中の犬にとって、おやつを与えるのは酷です。消化に値する完全な食事を受け取るのを待つ代わりに、中途半端な時間に消化器系が目を醒してしまうからです。消化器系は一度目を覚ますと、要求を満たすためにより多くの食べ物を求め続けます。愛犬が食べたそうにしている様子であれば、「ノー」と伝え、遊びや散歩で気を紛らわせてあげてください。あなたが数週間辛抱すれば、愛犬にヘルシーな新しい習慣を身につけさせることができます。愛犬が、より長く、より健康的な生活を送られるようになるのも、ならないのも、あなたの決意次第であることを忘れないようにしましょう。

 

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松尾 美桜

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